カナダ留学楽しみな件

今年の5月から1年半僕はカナダに留学します

カナダ留学を決めたきっかけは、去年の7月から8月にかけて一ヶ月間カナダに留学してたことにあります。
カナダでの一ヶ月間は毎日が新しい経験と刺激で溢れていました。
知らない街、日本と違う文化や国民性など言い出したらキリがないです笑笑

しかし僕のカナダ留学のスタートは決して良い物だとは言えません。
カナダに着いてから10日がたち、ちょっとずつ生活に慣れてきたところで僕は語学学校に通い始めました。
そこにはいろんな国からカナダに語学留学した人たちが通っています。

僕は超がつくほどの陰キャなので自分から話かけるにはかなりの勇気がいります。
しかも僕のクラスのほとんどが女性。
男性は70代の方ひとりと50代の方ふたり、そして僕の4人だけでした。
女性の輪にも入れず、男性たちにも話かけられず悶々とした日々を送っていました。
その結果、昼食は毎日ひとりです。

そんなある日クラスの担任の先生が僕に助け舟を出してくれました。
「誰かこの子と一緒に昼食を食べてくれる人いる?」とクラスに大きな声で呼びかけてくれました。
当時の僕は死ぬほど恥ずかしく「そんなことしてくれなくていいよ」「やめてよ」って思っていました笑笑
今でも心臓の鼓動が一気に早くなったのを鮮明に覚えています。
もちろん先生が呼びかけたことで僕の周りに何人か集まってくれました。

「ハロー」から会話が始まりたくさん質問してくれました。
「出身は?」「どこから学校に通ってるの?」「なんでカナダを選んだの?」などです。
英語ができない僕は簡単な返しかできないだけか、陰キャが発動して質問し返すのにもちゅうちょしていました。
僕は心の中で「大丈夫だよ、大丈夫だよ」と陰キャの発動を抑える魔法の言葉を自分にかけ、勇気をだして話しかけました。
おかげで1日目、2日目、3日目と友達がそこまで増えたわけではありませんが、仲は深まっていきました。

そこからの日々はもうほんと最高でした!
放課後には友達と遊び、いろんなところに行っていろんな街の景色を見ました。
休日は自分の部屋で音楽を聴いたり、砂浜でひとり波の音を聞き潮風を嗅ぐ。
本当にいい思い出です。

だから今年のカナダ留学はよりいっそう楽しみです。
もちろん苦労や失敗をすることは分かっています。
でも苦労や失敗に大きな価値があることも分かっています。
今後何かしらの形でカナダで過ごす1年半が役に立つと思っています。
役に立たたずとも留学という体験が僕の1回きりの短い人生を濃いものにしてくれるでしょう。